老けて見られる肌トラブル

病院の選び方や治療方法
長年にわたり紫外線が肌に蓄積され続けると、肌の表面にシミが現れます。若い時に日焼け対策を怠っていると20代でもシミができてしまうことがあるので、まず大切なことは、日頃から紫外線対策を行うことです。肌の深部に色素沈着が起こり、シミが表面に現れてしまったとしてもまだ遅くありません。自宅でのエイジングケアも大切なのですが、適切なケアを行わなければシミは薄くならないのです。皮膚科を受診すればシミの治療を行うことができます。シミを薄くするためには、肌の漂白剤とも呼ばれているハイドロキノンが有効です。色素沈着した部分にハイドロキノンをつけるのですが、シミが表面に現れていない部分に付着してしまうと、その部分も色が抜けてしまう可能性があるので、注意しながら使用しましょう。使用上の注意を間違わなければ効果は抜群です。また皮膚科では内服薬を処方されることもあります。シミの状態や種類によって、適切な治療法が異なってくるのです。また皮膚科によっては治療にかかる費用に差があるので、まずは保険が適用されるかどうかも確認してみましょう。皮膚科の中でも美容皮膚科などに通院すれば、レーザー治療を行うこともできます。色素沈着した部分にレーザーを当てると軽いやけど状態になり、かさぶたを作ります。それを何度か繰り返すことによって新しい綺麗な皮膚が現れ、色素沈着した部分がなくなるという仕組みです。注意点としては、レーザーを当てた部分は日焼けをしないように気をつけなければなりません。何度か通院して治療を進めていくのですが、皮膚を修復している最中に日焼けをしてしまうと新たな色素沈着が現れてしまうので、紫外線対策は必ず行いましょう。シミが大きくなればなるほど治療に時間がかかりますので、早めの段階で皮膚科を受診することをお勧めします。まだ出来たばかりの状態ならば、簡単に色素沈着をなくすことができるので、シミの悩みも解決させることができます。肌の状態は見た目の年齢も左右しますので、若々しい状態を保たせるためには、日頃のケアとプロによるメンテナンスが必要でしょう。